asicsの”GT-2000”シリーズと言えば、ランニングを始める方の1足目に選択して欲しいシューズです。今回はその”GT-2000”の次に履いて欲しい”DynaFlyte(ダイナフライト)”についてご紹介したいと思います。
”GT-2000”については以前ご紹介した記事をどうぞ。
DynaFlyteシリーズはまだ”4代目”で歴史は浅いですが、その完成度は本当に
素晴らしいシューズです。
私はGT-2000を経て”DynaFlyte”に出会い、1足目を履きつぶしました。
その素晴らしさに惚れ、2足目も”DynaFlyte”を買い直しています。
まだ履いた事が無い方、次に履くシューズを探している方にはおすすめの1足です。
『DynaFlyteシリーズ』とは
本格的なレース志向のステップアップシューズとして、クッション性と軽さ、フィット感をバランスよく備えたランニングシューズです。軽量性に優れた、アシックス独自開発のFLYTEFOAMを採用。さらに、ミッドソールには、GELを内蔵することで衝撃緩衝性が向上し、長距離ランニングに対応します。アウターソールは、接地時の安定性を発揮するフラットソール構造を採用。アッパーはやや硬めに編み込んだニット素材を使用し、軽さと優れたフィット感を両立しながら、走行時の複雑な足の動きに追従し、屈曲性を考慮し、ホールド性を高めるアダプトメッシュを用いています。
引用:asics公式HPより
”DynaFlyte”を語る上で避けては通れないこの2ワードを整理します。
- FLYTEFOAM
- Gel
「FLYTEFOAM」(フライトフォーム)とは
”1グラムでもいいからシューズが軽くなる”事を突き詰め、asicsが完成させた
ミッドソール素材の極みです。
E.V.A.スポンジと比べて約半分の軽さなのに、衝撃緩衝性は約20%アップしています。
ファイバーのアシストによって、耐久性とクッション性も発現している非常に優れた材料です。
FlyteFoamの材料は、いうなればポリマーと空気です。
「Gel」(ゲル)とは
衝撃吸収材としても用いられるシリコーンを主原料とする軟質なゲル状素材です。
シューズの踏み付け部やかかと部など、衝撃が大きい部位に搭載されています。
卵を落としても割れない、あの”GEL”の吸収力だね!
『DynaFlyte4』シューズビュー
『DynaFlyte4』の特長
キーワードは“FEEL FAST”
『DynaFlyte4』の”新品”・”使用品”の比較
ここからは”新品”と”使用品”(約800km程度走行済み)で比較、解説します。
- 特長であるミッドソールはそのほとんどが「FlyteFoam」です。
”柔らかい”・”軽い”と感じてしまう程です。何よりもクッション性が素晴らしいです。 - Oldシューズはアウターソールヒールが摩耗し、ミッドソールまで浸食しています。
これだけ走ってもクッション性が残っていました。 - Oldシューズはミッドソールのサイド色も薄くなり、アッパー部分が
そり上がっているのが解ります。
- ”Gel”はミッドソールでも踵部分に内蔵されています。「FlyteFoam」と「Gel」のバランスが
- 素晴らしいクッション性を発揮しています。
- ”反発性”にも優れているので”転がる”ように走れます。
- Oldシューズは”約800km”走行してすり減ったソールです(踵が特にすり減っています)。
- ”シューホール”(紐穴)部分の独立したデザインが秀逸です。
一つ一つ独立したデザインが靴紐(シューレース)を引っ張りやすく
締めやすいです。(なにげにDynaFlyte4で一番気に入っている箇所です) - アッパーニットは柔らかく、フィット感もまずまずです。
- Oldシューズは履き続ける事でアッパーニットが若干拡がってきています。
サイズ感・重さ・履いた感想
GT-2000シリーズと比較しても負けないクッション性、そして何よりも軽い!
GT-2000の次に履いて欲しいシューズです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
クッション性、安定性、軽量性に優れた”サブ4”を狙っている方に
ピッタリのシューズのご紹介でした。
私は「DynaFlyte4」は長距離や練習用シューズとして、レース用(マラソン大会)には
「DS-TRAINER24」と使い分けています。
シューズは使い分けたり交互に使用する事で寿命も変わってきます。
現在1足のみ使用している方は是非2足目も考えてみて下さい。
現在「GT-2000」シリーズを履いていて、次のシューズ選びをされている方は
是非履いてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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