【Garmin】自分のコンディションを知りたい?!それは”モーニングレポート”でしょう!(便利機能のご紹介)

ガーミン活用術

 朝起きて自分の体調(コンディション)って”何となく”で判断している方が
ほとんどかと思います。

  • 『身体が重いな』
  • 『なんか寝不足だな』
  • 『疲れが取れてないな』

もし自分の状況が判断できずに誤った行動をとると

  • 本当に休息が必要だったのに、走りに行って、より体調が悪くなった
    本当は休息が必要だった
  • 単なる気持ちの問題で、走りに行けばよかった
    機会損失してしまった

等、集中力にも影響し、最悪”怪我”してしまう事もあるかもしれません。

 そんな自分のコンディションを朝一番に教えてくれて、上記のような
課題を解決できるスマートウォッチがあります。
今回はその機能を中心にご紹介したいと思います。

 その機能とは、Garminのモーニングレポート”機能です。

今回ご紹介する記事はガーミンの『Garmin Forerunner 265 』を
利用してご紹介しています。

スポンサーリンク

”モーニングレポート”機能とは何か

 モーニングレポート機能を一言でいうと、

 毎朝起床時に、昨夜の睡眠状況や、身体の回復具合、心拍数変動、トレーニングレディネス、その日の天気、本日の推奨ランニング距離等を表示してくれる機能です。

朝起きて、一番に知りたい情報をチェックできる、非常に便利な機能です。

”トレーニングレディネス”について
トレーニングの準備がどの程度できているかを示すスコアとメッセージを表示します。スコアは次のデータを基に一日を通して常にアップデートされます。
 ・昨晩の睡眠スコア
 ・リカバリータイム
 ・HRVステータス
 ・短期的負荷
 ・過去3日間の睡眠履歴
 ・過去3日間ストレス履歴

”モーニングレポート”機能の使用方法

 ”Garmin”着用して、寝るだけです。
特にアラーム設定は必要ありません。

寝ている時にスマートフォンにメール等の通知があると、Garminが連動しバイブレーションや音で睡眠の邪魔になります。
Garminの”サイレントモード”をONにして寝ましょう。

なるほど、寝るときは”サイレントモード”をONに、起きたら”サイレントモード”をOFFだね。

”モーニングレポート”機能の各種画面

 実際に起床時に表示される”モーニングレポート”機能の各種画面のご紹介です。

  ※画面の表示順や内容は、若干私好みにカスタマイズしています。
   (私のオススメの表示順番となります。)

モーニングレポート機能の起床画面

『起床時の画面』となります。
起床すると、Garminの挨拶と共に、日時の確認画面が表示されます。

モーニングレポート機能の開始画面

コーヒーの画像と共に、右上の”RUN”ボタンを押すと、モーニングレポート画面が展開されます。

モーニングレポート機能の睡眠画面

『睡眠』の評価画面です。
睡眠スコアと睡眠時間が表示されます。睡眠中の動作をGarminが検出し、睡眠の連続性や安定性が表示されます。
睡眠スコアは”普通”と評価されています。最適な”8時間睡眠”がなかなか出来ないですね。

※睡眠は浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠が色で分かるようになっています。

※睡眠スコアは100点満点です。
 非常に良い:90~100
 良い:80~89
 普通:60~79
 悪い:60未満

モーニングレポート機能のBody Battery
画面

『Body Battery』の評価画面です。
現在の”Body Battery”が数字で表示されます。
また睡眠により蓄えられたエネルギーを数値で表してくれます。

※Body Batteryとは、1日の管理に役立つように、身体に蓄えられたエネルギーを測定し、数値で表現してくれる機能です。

モーニングレポート機能のHRVステータス画面

『HRVステータス』の評価画面です。
心拍変動(HRV)では、連続する心拍の間隔の時間変化を評価してくれます。

この指標で、ポジティブな健康サインを示し、トレーニングと回復のバランス、心血管の状態、ストレス耐性などが良好であると判断できます。

※HRVステータスは、睡眠中に測定され、7日間のHRV平均値が算出されています。

モーニングレポート機能のトレーニングレディネス画面

『トレーニングレディネス』の評価画面です。
この値は、トレーニングの準備がどの程度できているかを示すスコアとメッセージを表示します。

VO2MAXとHRVステータス、運動負荷から総合的に判断してくれます。

Garminが『回復できているから走ってきなよ』とささやいてくれています。

モーニングレポート機能の天気画面

『天気』の画面です。
朝起きてすぐに今日の天気や体感温度が確認できるのは、行動計画を立てやすいですね。

モーニングレポート機能の今日のおすすめ画面

『今日のおすすめ』画面です。
Garminが現在のコンディション状況から、トレーニングメニューを提案してくれます。

※実際にトレーニングを開始する際に、Garminの右上にある『Run』ボタンを押した際も、『今日のおすすめ』が再表示されます(無視する事も可能です)。

インターバルトレーニングを提案された時は無視しちゃってます(辛いから・・・)。

モーニングレポート機能の最後の一言画面

『最後の一言』画面です。
これを見ると”二度寝するなよ”と、Garminに言われているようです。

以上が、”モーニングレポート”機能でGarminが朝一に報告してくれる内容となります。上記でご紹介した画面意外にも、以下のレポート表示が可能です。

  • 週間運動量
  • ステップ数

  ※私は不要と判断して非表示にしています。

”モーニングレポート”機能の起動方法と設定方法

 以下は、”モーニングレポート”機能の設定方法となります。
設定方法は、『Garmin Forerunner 265 』から直接設定する方法と、
『Gamin Connect』から設定する方法の2種類があります。

【方法1:Garmin Forerunner 265  から】
①”UPキー” を長押しします。
②”表示” を選択します。
➂”モーニングレポート” を選択します。

【方法2:Garmin Connect から】
①Garmin Connectをスマートフォンから起動します。
②画面上部にある、接続している”Garmin”上の画像をタップします。
➂メニューから”表示”を選択します。
④メニューから”モーニングレポート”を選択します。

以下の設定内容が変更(カスタマイズ)できます。

  • レポートを表示: モーニングレポートを有効または無効にします。
  • レポート編集: モーニングレポートに表示されるデータとその順番をカスタマイズします。
  • 名前: 表示名をカスタマイズします。

”名前”がよく意味がわかりませんが、設定すると以下に表示されます。
(一度設定すると、文字削除できないみたいです。”名前”自体は変更はできます)

モーニングレポート設定画面
モーニングレポート機能の名前設定変更した画面

以前、「Garmin ForeAthlete 235J」で、『睡眠モニタリング機能』を紹介させて頂きましたので併せてどうぞご覧下さい。

”モーニングレポート”機能のイマイチな点

良い点ばかりを挙げましたが、利用してみてイマイチな点も挙げたいと思います。

  1. 睡眠中までGarminを着用して寝るのは慣れるまではストレス(締め付けが気になる)
  2. Garminのバッテリー(充電)が消耗する(充電サイクルが短くなる)
  3. 睡眠中にスマートフォンに着信や通知があると、Garminが連動してバイブレーションが動作してしまう(睡眠の妨げ)
  4. 『Garminを着けなきゃ!』と義務感が発生し、ビジネス用腕時計を着けなくなる(日常も計測したくなる為)

以上4点となります。
”3.”については、『サイレントモード』を利用したり、BluetoothをOFFにする事で対応できますので、参考までに。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

以前使用していた『Garmin ForeAthlete 235J』では、ランニングスマートウォッチ
としてランニング中のみ着用していましたが、

 今回ご紹介した『Garmin Forerunner 265 』では、日常はもちろん、
睡眠中に着用する事で、さらに身体情報を読み取り状態を表示、評価してくれます。

これらの値も、”スコアアップ”を目標とする事で、自然に自身の
体調管理が実現できます。

本当に24時間365日着用するだけの価値があるスマートウォッチです。

色々記載しましたが、難しい設定は必要ありません。
”Garmin”着用して寝るだけです。

私がオススメする”快眠”グッズも試しにどうぞ!

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

コメント

  1. ウチヤマ トオル より:

    拝見させてました、詳しいレポートありがとうございます。お尋ねしたくコメントしました。モーニングレポートの最初の、分数の様な表示は何を示すのかご存知ですか?

    • よしッくす より:

      ウチヤマ トオル様

      コメントありがとうございます。

      モーニングレポートの最初の分数のような表示ですが、私は以下と思っていました。
       分子:現在の気温
       分母:最高気温/最低気温

      言われて調べて見た感じです。
      具体的に記載のあるソースを見つけることができまででしたのでご参考までに・・・。

      少しでも参考になれば幸いです。