【Garmin】『心拍ゾーン』の設定してますか?”心拍数”、”心拍ゾーン”ってなに?!そんな疑問に回答します!

Garmin光学式心拍計の画像 ガーミン活用術

Garminのランニングスマートウォッチ使って走っているけど、心拍ゾーンがいつも最大ゾーンで”真っ赤”なんだよね。激しいトレーニングしていないんだけど・・・・。体力無いのかな。

心拍ゾーンの設定は初期設定から見直してないの?

え?!設定ってあるの?設定しないといけないの!?

 Garminのスマートウォッチを買っても”心拍ゾーン”を設定出来る事を知らず
初期設定のままで使用している方は意外と多いのではないでしょうか。

 今回は『心拍ゾーン』についてその仕組みと設定方法についてご紹介します。

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『心拍ゾーン』とは何か、どういう意味か

 Garminには光学式心拍計が搭載されています(古い機種で無い限り)。
光学式心拍計により正確な心拍データがいつでもチェックでき、
心拍数をモニタリングする事で自分の健康状態を知るだけでなく、
より効果的に健康管理を行うことができるようになります。

心拍数って必要?1km当たりのペースで確認できるから必要無いんじゃないかな?

1km当たりのペースは人それぞれ。単なるスピードや時間は正確な指標にはならないんだよ。心拍数だけが客観的に体力の消耗レベルを表すことができるんだよ。

ガーミンの”心拍ゾーン”について

 ガーミンの心拍ゾーンは最大心拍数に対する割合を基に計算され、
ゾーン1~ゾーン5の5つのゾーンに分類されます。

Garminの心拍ゾーン参考表の画像

各ゾーンに対する意味合いです。
 ゾーン1:ウォーミングアップゾーン
 ゾーン2:脂肪燃焼ゾーン
 ゾーン3:有酸素ゾーン
 ゾーン4:マラソンペースゾーン
 ゾーン5:無酸素ゾーン

詳しくは以下、ガーミンの公式サイトも併せてご覧下さい。

設定ってあるの?どう設定したらいいの?

 ランニングゾーンの基準設定は以下の3種類の基準があります。

  <基準>

  1. 最大心拍数(%)
  2. 乳酸閾値(%)
  3. 予備心拍数(%)

 ここでは『最大心拍数』、『予備心拍数』について説明します。

 『最大心拍数』は”最大心拍数”の登録が、『予備心拍数』は”安静時心拍”と”最大心拍数”の
登録が必要になりますので事前に準備が必要です。

最大心拍数の設定方法

 以下2つの方法で”最大心拍数”が判ります。
 
 方法1.よく用いられる最大心拍数の公式は「220-年齢」というものです。
     これは同年齢の人の平均最大心拍統計に基づいており、参考となる数値だそうです。

 方法2.もし体力が許すなら、3kmの全速力テストや坂のダッシュをして計測することで、
     自身の最大心拍数を正確に把握することができます。

設定方法について(最大心拍数)

『Garmin Connect』のユーザ設定画面

1.スマホで『Garmin Conect』を起動します。

2.接続済みのスマートウォッチをタップします。
 ※例では”Forathreat235J”を選択しています。

3.『ユーザ設定』を選択します。

『Garmin Connect』の心拍数ゾーンの設定画面

4.画面下にある『心拍ゾーンの設定』を選択します。

『Garmin Connect』の最大心拍数設定画面

5.ランニングアイコン(人が走っている)を選択します。

6.『ランニングゾーン』をONにします。

7.『基準』を”最大(%)”を選択します。

8.画面下の『最大心拍数』に数値を入力します。

予備心拍数の設定方法

 ”最大心拍数”は上記と同じ算出方法となります。
ここでは更に”安静時心拍数”の値が必要になります。
 安静時心拍数の測定方法は、十分な睡眠が取れた翌朝、座って1分間安静にします。
1分後に現れる最低値が”安静心拍数”となります。

設定方法について(予備心拍数)

 ※前述の『設定方法について(最大心拍数)』の1.~4.までは同じ操作です。

『Garmin Connect』の予備心拍数設定画面

5.ランニングアイコン(人が走っている)を選択します。

6.『ランニングゾーン』をONにします。

7.『基準』を”%HRR”を選択します。

8.『安静時心拍』に数値を入力します。

9.画面下の『最大心拍数』に数値を入力します。

これからは

 最大心拍数の公式でもあるように「220-年齢」となっています。
年齢や日々のトレーニングにより心拍数は変化していきます。

 定期的に見直す事で正確な心拍ゾーンの確認ができますので、
年に一回は見直す事をお薦めします。

 実際に私も変更してみました。私は『予備心拍数』の設定しています。

ランニングゾーン設定前
『心拍数ゾーン』設定”前”
ランニングゾーン設定後
『心拍数ゾーン』設定”後”

 上記2つの画像を比較してもらうと全然違いますね・・・・・。
設定変更する事で本来の心拍数ゾーンの設定になりました。
(負荷がかかった走り方をしていない事が一目瞭然ですね)

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 手首にガーミンのスマートウォッチを着けるだけで個人の心拍と心拍ゾーンを
モニタリングできるようになりました。心拍測定器がなくても簡単に測定できるように
なったのは本当に便利です。

 ”体力の消耗レベル”が高く出ていた頃に比べ、あからさまにジョグ程度の負荷では
低く出てしまいます。”赤くしてやる!”とモチベーションが上がるか、
”手を抜き過ぎたかな”と捉えるかは微妙ですね(どちらにしても正確が一番!)。

 現在私が使っているのはガーミンの『ForeAthlete 235J』です。
現在ランニング用スマートウォッチを安価に購入したいという方には
是非お薦めしたいモデルです!

以前ご紹介した記事でもGarminスマートウォッチの良い点などをまとめていますので
参考にしてみて下さい。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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